nanairo すまいる ~今、できることを~  smilestory.exblog.jp

てとてとて。被災地のみんなに笑顔を届けよう。


by nanairo
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きっずれたー通信が届きました。

きっずれたーto南相馬市のまっちょさんよりメールが届きましたので、ご紹介したいと思います。
南相馬市の皆さんお一人お一人へ、心を込めてプレゼントを届けられているボランティアグループの皆さん。仮設住宅での生活がどんな現状であるか、綴ってくださっています。 ↓

きっずれたー3度目の春のおたより

今年も《きっずれたー to 南相馬市》の、
春のお便り企画に参加してまいりました。

「今ごろになって被災地に足を運ぶなんて」
と思いながら初めて南相馬に行った2013年。
あれから2年が過ぎた今ですら、
いえ、震災から4年もの歳月が流れても
まだ新しい生活をスタートできない方々が大勢いる今こそ、
気持ちを届けることに重みを感じます。

今回は地元の方も含め初参加者が4人、リピーター5人、
そして現地の超強力な助っ人3人に支えられての3日間でした。

きっずれたーを覚えていてくださる方が多く、
会話もすんなり入れることが多かったです。

印象に残ったのは仮設暮らしの中で家族を亡くした方が何人もいらっしゃること、
またここ1,2年で体のどこかしらを悪くされている方が少なくないこと。

震災前までは田畑の仕事をしながらお勤めされている方も多く、
ご自宅も広かったので日々の生活の中で自然と体を動かすことが多かったし、なんといっても浜通り。
漁港も近く、食卓にはお魚が並ぶことも多かったそうです。

それが今では狭い仮設でやることもなく、努めて散歩などするくらい。

放射線の懸念から、お魚よりお肉を食べることが増えました。

運動不足と食生活の変化に加え、
お隣さんとの生活リズムが違えば、
薄い壁を通しはっきり聞こえる雑音で不眠になったり、
何よりそうした生活からくる精神的なストレスも病を誘発します。

少し長くお話できたSさんは2月にご主人を亡くされました。
被災前から癌を患っていたのですが
手術をしても転移を繰り返し
最後は痛み止めを飲むくらいしかできませんでしたが、
薬のためか朦朧とした状態で夜中に帽子をかぶり、
水筒を下げ「小高の家に帰る」といってきかないことが何度もあったそうです。

でもまともに歩けず狭い部屋で家具にぶつかって転ぶ旦那様を、
奥さまはまた抱え上げ一人でベットに連れ戻す繰り返し…。

そんな生活から腰と膝を痛め、
今はご主人の看護生活で全て後回しにしていた東電の補償の請求手続き
(複雑すぎて一人ではどう手をつけていいかわからない)を抱え、
近々、ご自身の膝の手術も控えています。

専門家の先生の診察を受けるため、朝5時には病院で順番を待つそうです。

また、高齢で一人暮らしの男性Mさんは
病気で2か月近く入院をして
先頃また一人仮設に戻ってきました。

「ここだと一人だからな。小高にいるほうがいい」

と話されるのを聞いて言葉につまりました。

だっておじいちゃん、今は小高に帰ってもご近所さんも帰ってきてないはず。

それは、同じひとりなら、住み慣れた小高のほうがまし、という意味なのでしょうか。

でもも小高のおうちで倒れてしまったら…不安ばかりがつのります。

ちょっと嬉しいこともありました。
現地組は前回のやりとりの様子などを可能な範囲で情報共有しているのですが
過去3回メッセージカードを受け取らなかった男性が
今回は素直に受け取ってくださいました。

玄関に出られたときパジャマ姿だったのでお休み中だったのかも、 とお詫びをして
それ以上踏み込んだ会話はできませんでしたがちょっとした変化です。

また、最終日は仲良しさんの多くがお留守で
後ろ髪をひかれるおもいでしたが、
帰りしなちょうどお二人が帰ってきて顔を合わすことができました。

お一人は津浪でご自宅に住めなくなり、
やっと新しいお家が完成、
この日は引越し準備で新居と仮設をいったりきたりで額に汗かきながら
笑顔で「今引越し屋さんが見積もりにくるからって急いで帰ってきたのよ」とおっしゃってました。

もう一方はお孫さんが結婚相手を紹介にいらしていたので出かけていたとのこと。

3日間の活動で語りきれないほどのものを見聞きしましたが、とても紹介しきれません。
もしきっずれたーの活動に興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、
お便 り参加でも、現地参加でもお声をかけていただけますと嬉しいです。


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by f-nanairosmile | 2015-05-14 22:58 | お知らせ。